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立身流 抜初演武大会 / The New Year ceremony of Tatsumi-ryu

平成27年1月25日(日) / Sunday, January 25th 2015

立身流(たつみりゅう)は戦国時代から続く500年の歴史を持つ流派です。
流派が興ったのは伊予国(いよのくに、現:愛媛県)で、江戸時代には佐倉藩(現:千葉県佐倉市)で連綿と伝えられ、明治の剣道界でも多くの名剣士を輩出した名流です。

剣術・居合術を中心に棒術、長刀術、鎗術、俰(やわら、柔術)、四寸鉄刀(手裏剣)、弓術、馬術、捕縄、さらには物見や集団戦闘法など、膨大な体系が伝えられており、現在では千葉県の無形文化財に指定されています。

多くの門人を抱え、国内数ヶ所に支部を持ち、海外でも指導が行われている大流派です。
⇒ 立身流総本部公式サイト

年頭の行事として「抜初演武大会」を実施されており、毎年1流派が招待演武をされているそうです。
この抜初演武大会も佐倉藩政時代の年頭行事に起源を持つ由緒ある行事だそうです。

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写真:会場となった八街市立八街中央中学校 武道場

今年は貫汪館がご招待に預かり、森本館長、竹本道場長夫妻、七尾道場長、本部師範、横浜支部長、私(名古屋西支部長)が演武を披露致しました。

何十人もの立身流門人の皆様が参加され、地元の名士の方々が来賓として参列される盛大な式典でした。
そのような場で演武させて頂けたことは本当に光栄なことで、実施に向けてご尽力された立身流の皆様、演武者としてお声掛けくださった館長には感謝の念に堪えません。

誠にありがとうございました。

現在の私のレベルは先の日誌に述べた通りで、この光栄に値するものでは到底ありませんでした。
大変恥ずかしく感じています。

招待者席に座らせて頂いて、立身流の皆様の御演武を間近に拝見することが出来たのは貴重な体験でした。
加藤御宗家と門下の方々、皆様いずれも非常に高いレベルの御演武で、とても勉強になりました。

また式典の運営も実に円滑に行われており、武術の技術以外の面でも素晴らしい働きをされる方が多いこと、組織力の高さに大変感心致しました。

現在の自分のレベルを考えると、武術の修行者としても、道場の運営に携わる者としても反省することが多くありました。
今回の反省を糧に一人の修行者として、また後進を導いていく者として、より上達していけるよう精進に励みたいと思います。

関東にて / At Kanto

24日(土)~25日(日)は関東へ出向いていました。

まず24日は横浜支部での講習会に参加しました。

◆横浜講習会 / Seminar in Yokohama◆
平成27年1月24日(土) / Saturday, January 24th 2015

横浜支部にて貫汪館館長 森本先生をお招きして講習会が開かれました。
大石神影流剣術の陽之表・陽之裏、澁川一流柔術の半棒術をご指導頂きました。

参加者は横浜支部長と美人秘書さん、横浜支部の御門人の皆様、以前より館長と御縁のある劇団夢現舎の方々、一般の方数名、と私でした。

総勢10数名の盛況な講習会となりました。

いつもながら劇団の方達の素直で真摯な稽古姿勢には感心させられました。
一般の方達も意識の高い方が多かったように思います。

最近、横浜支部の門人になられたお子さん達とその親御さん達も素直に稽古され、まだ短い稽古期間ながら多くを吸収されているようにお見受けしました。
また稽古姿勢もさることながら、稽古以外の立ち居振る舞いも素晴らしいものでした。

特にお子さん達が先生の動きを見る目は実に素直で本質をよく捉えていたように思います。
子供の素直さにはいつも感心させられます。

貫汪館においては手順通りに立派な動きをすることには全く意味はありません。
本質を見て取る心の目、心の有様が最も重要です。
心のこもった耳目で教えを授かり、心をこめて動きを稽古しなければ、何も身に付きません。

今回、私の稽古内容は到底それに叶うものではありませんでした・・・
この名古屋西支部を預かる身でありながら、誠に恥ずかしいことなのですが、現在の私の心身のレベルはかなり悪化しています。

稽古年数が多いからといって、常にレベルが上であるとは限りません。
心の有様次第で全くダメな状態に陥ってしまうこともあるのです。
心のレベルでは、今回参加された方々、特に子供達の方が現在の私より遥かに上です。

己の至らなさを反省し、より上達していけるよう精進していきたいと思います。


参加された皆様、お疲れ様でした。

運営には多大なご苦労があったことと思います。
運営にあたられた横浜支部長と美人秘書さんには感謝に堪えません。
また当日の夕食と宿泊でもお世話になりました。
美人秘書さんの手料理は大変美味しかったです(^^)

今回も館長には貴重なお教えを授かりました。
不肖の弟子で大変申し訳なく思っています。
一刻も早くこの状態を改善できるよう工夫を重ねて参ります。
誠にありがとうございました。


翌25日は千葉県八街(やちまた)市で立身流の抜初演武大会で演武をさせて頂きました。
次の日誌でご紹介致します。

焦りは禁物 / Haste makes waste.

平成27年1月17日(土) / Saturday, January 17th 2015

この日はTakさんとマンツーマンの稽古でした。

まずは大石神影流の素振り。
肚(はら)を中心に、呼吸に乗せた動きをじっくり稽古します。

続いて試合口。
大石神影流の基本的な動きが詰まった大事な手数(形)です。
時間を掛けて稽古しました。

相手がつくと「斬ろう」という思いが顔を出し、動きを崩してしまいます。
手元に意識が行って、肚を中心にした動きではなくなってしまうのです。

稽古ですので慌てる必要はありません。
まぁ実戦でも慌ててしまっては命を落としてしまうと思いますが・・・(--;

ゆっくり自分の体の状態を感じながら稽古してください。

お次は陽之表。
10本の中に多彩な剣の用法が含まれています。
折角のマンツーマンですので、一本一本じっくり稽古しました。

ある程度手順が身に付くと、急いで手順を完成させたい、という心理が生まれてきますが、厳に戒めるべきものです。
相手の攻撃を受けて、あるいは避けて対処するにしろ、こちらから仕掛けて相手の動きを引き出すにしろ、すべて相手との関係性の中で成立するものです。
相手を無視して自分勝手に動いては稽古になりません。
自分と相手との調和が大切です。

残りの時間で半棒の一本目「立会」を稽古。
やはり相手との調和が重要です。
自分を無にして、相手の心の動きを感じる工夫が求められています。

さて、先週もお知らせしましたが、横浜支部の講習会のため、来週24日(土)はお休みです。

再来週31日(土)は9:00~12:00の稽古です。
見学・体験、大歓迎です!!
ご興味を持ってくださった方はお問合わせフォームからご連絡ください(^^)

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「古武道」っていうと、
お年寄りのもの、男性のもの、厳格で敷居が高いもの・・・というイメージを持ってはいませんか?
貫汪館 名古屋西支部では、若い指導者のもと、明るく楽しい道場を目指しています(^^)

年齢、性別は問いません。 武道・スポーツの経験も要りません。
好みや体力に合わせて基礎から学べます!!

ただいま会員募集中!!
剣術、小太刀、二刀流、抜刀術、棒術、薙刀など多彩な武術を稽古できます!!

まずはお問合わせフォームからお気軽にご連絡ください!!

If you interested in our budo, please contact us!!!!
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稽古始め / This year's 1st practice

平成27年1月10日(土) / Saturday, January 10th 2015

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


今年の稽古始めを行いました。
ちゃんと会員全員が無事に参加できました(^^)

また、久々に見学の方がいらっしゃいました!!

さて、稽古納めと同様、一年の始まりの大事な稽古ですが、稽古内容はいつもと変わりません。
流派の教えに従い、無理無駄のない自由自在な動きを求めていきます。

進むべき方向が理解できていなければ、正しい道を歩むことはできません。
今年一年、進む方向を正しく理解して頂くため、基本稽古に時間をかけました。

大石神影流の素振りは特に時間をかけました。
動きの手順としては極めて簡単なものですが、これが本当の意味で出来るようにならなければ、いくら手数(形)の手順を覚えても大石神影流の動きにはなりません。

大切なのは、
・「剣と自分は別の物」「自分が扱う物」「手に持って使う道具」という意識を捨てること。
・剣は自分の体の延長、己と一体の物だと観念すること。
・肚(はら)から切先までの繋がりを感じ、肚を中心に全てが一体となって動くこと。
・呼吸に乗せて動くこと。ゆっくり息を吸いながら振りかぶり、ゆっくり息を吐きながら振り下ろす。
・吸う息・吐く息には区切りを付けず繋げて行うこと。振りかぶり・振り下ろしも同じく。
・止まるところはなく全体を一繋がりの動きで行うこと。

手首・肘・肩などを働かせ腕力で剣を振ってはいけません。
剣は自分の体、腕の延長です。肚から切先までが繋がっており、その全てが肚(中心)で生まれた働きによって動きます。
その繋がりの途中部分である手首・肘・肩などが余計な働きをしたら、肚からの働きは切先まで伝わらなくなってしまいます。

求める動きが出来た時は己と一体になっている剣の重さは感じず、また何かを振ったという実感も残りません。
無理無駄のない、楽で自由な動きとはそういうものです。

皆さん、それぞれ力みが出てしまう場所が違うのが面白いです(^^)
Rさんは手首、Tomさんは前腕部、Takさんは手指。
今までの人生でどのように動きを身に付けてきたか、ちょっとだけ垣間見えるような気がします。

幸い、皆さんは少しの指導で方向性を正すことが出来ています。
毎日わずかの時間でも稽古を続けてください。
また日常の普通の動作から無理無駄をなくす工夫も大切です。
そのような工夫を続けていれば、必ず上達できます!!

見学者さんに、
「見ていてもあまり面白い稽古ではないと思いますが・・・」
とお尋ねしたところ、
「でも、これが基本の稽古なんですよね?」
とのお返事。

大切な稽古だとご理解頂けていたようでした(^^)

残りの時間で試合口を稽古。
会員の皆さんには打太刀・仕太刀を交代しながら稽古して頂き、見学者さんには私がお相手に立ち、試合口の一本目を体験して頂きました。

とても謙虚な方で、帰り際、丁寧にお礼を仰ってくださったのが、印象に残っています。
また、いつでも見学にいらしてください!!

さて、来週17日(土)も9:00~12:00の稽古です。
見学・体験、大歓迎です!!
ご興味を持ってくださった方はお問合わせフォームからご連絡ください(^^)

再来週24日(土)は私が横浜支部の講習会に参加するため、お休みです。

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お年寄りのもの、男性のもの、厳格で敷居が高いもの・・・というイメージを持ってはいませんか?
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好みや体力に合わせて基礎から学べます!!

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プロフィール

貫汪館 名古屋西支部長 / Manager of Kan ou-kan Nagoya Nishi Branch

Author:貫汪館 名古屋西支部長 / Manager of Kan ou-kan Nagoya Nishi Branch

名古屋で江戸時代から伝わる居合・剣術・柔術を稽古しています。

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【武道未経験者 大歓迎】


Blog of Japanese Kobudo dojo at Nagoya. We practice Iaijutsu, Kenjutsu and Jujutsu which have been succeeded from Edo era.

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